Live Music JIROKICHI

6月24日 (火) レイジー・キム ブルースバンド 前売(♪3500)当日(♪4000)

レイジー・キムg,vo 井出隆一pf,vo 永井充男g 平尾 M 幸一b
コイケエンタdr 松本照夫dr <ゲスト>山ノ内洋子vo
前売バナー
20140624レイジーキムブルースバンド1972年。ジロキチがまだオープンする前の話です。西新宿に「Magazin NO.1/2」というライブハウスがありました。そこにはブルーズがありました。ブルーズハープの第一人者、妹尾隆一郎、まだ京都に住んでいたウエストロード・ブルースバンドの面々、久保田麻琴と夕焼け楽団のメンバーたち、そして本日ご紹介させていただく、レイジーキム・ブルーズバンドの面々です。レイジーキム(中川公威)は10代後半をイギリス留学で過ごし、エリック・クラプトンなどをリアルタイムで聴き、アメリカにも住んでいて黒人音楽を肌で知っていました。そして深い見識を持っていたのです。黒人がどうやってリズムをとってるか見に行かないか? と、仲間たちを福生のディスコへ連れて行くなどし、後のシーンに影響を与えた人。ダウンホームなブルーズを得意とし、レイジーキム・ブルースバンドを率いました。

やがて「Magazin NO.1/2」は経営不振により閉店に追い込まれます。その記念に録音された「Live in Magazin NO.1/2」という限定500枚が作られた幻のアルバムがあります。そこには、ウエストロード・ブルースバンド、妹尾隆一郎、レイジーキム・ブルースバンドの音源が残されています。ウエストロード・ブル−スバンドのメンバーや妹尾さんは現在も一線で活躍されていますが、レイジーキムブルースバンドは伝説になりました。今回、ジロキチの40周年のため特別に再結成されることになったレイジーキム・ブルースバンドのブルーズ、6月24日(火)おそらく当時のまま変わらぬ雰囲気を是非体感してください。金子マリ&バックスバニー、竜童組、その他で活躍した日本のロック黎明期の実力派ギタリスト永井充男氏のゲスト的な参加も注目されます。

ちなみに西新宿「Magazin No.1/2」のオーナーだったチュチュさんが、閉店後、オープンしたばかりのジロキチのマスター荒井誠の右腕となり、40年の歴史が始まったのです。

(写真には妹尾さんの姿も!ていうかドラムのエンタさん若い!)

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